住宅を形成するにはかなり重要な資材です。
屋根は雨漏りなどが起きてしまったり、塗装が剥離してしまったり、
苔や汚れなどが目立った際にはリフォームとして塗り替えを行うことが多い場所で、
所有者により違いはありますが、6年ごとや8年ごとに塗り替えを行っていることも
珍しいことではありません。
屋根については定期的なメンテナンスを施すことで長く使えることが
多いものですが国内では近年、自然災害が度々起こっていて、
災害により被害を受けた住宅は破損してしまうことも多々あります。
このケースでは、本来であれば住宅の所有者がリフォーム会社や
工務店などに依頼をしてリフォームしてもらうことが原則になりますが、
内容次第では火災保険が適用されて、その経費で屋根修理を行えることも可能です。
今回は災害で屋根が破損した場合の火災保険の適応について詳しく解説していきます。
■火災保険で対応出来る災害の種類
まずは、火災保険に加入をしていることが前提になり、
その内容を十分に確認することが必要になります。
契約書に書かれている内容の中には、自然災害でも保険が適用されるという旨を
記載しているものも数多くあります。
ここで該当する自然災害については、一般的に風害と雪害が該当しています。
例えば大型台風によって屋根が剥がれてしまい一部分が損壊してしまうケース、
風によって飛来物が飛んできて、その結果屋根が破損してしまうケースなどが
考えられます。
雪害の場合は雪国に多く見られる現象ですが、
大雪が降ったことで重みに耐えきれずに屋根が破損したり、
屋根の上で降り積もった雪が軒下に落下する際に破損してしまうという現象もあります。
このような状態で屋根が壊れてしまった場合は、加入をしている火災保険で
屋根修理を行えることが原則可能です。
■保険会社の対応の流れ
屋根の場合は風害と雪害がメインになり、破損した際には
速やかに保険会社に連絡をすることが必要です。
もしも判断することができない場合は、火災保険での屋根修理を
得意としているリフォーム会社が存在しているので、ネット情報を見て
問い合わせをしてみる方法をお勧めします。
専門会社に任せた場合では、火災保険を適用できる書類を全て
作成してもらえるので、安心して利用できます。
証拠として残す写真撮影を行ったり他にも元通りに修復するために掛かる費用も
計算してもらうことができ、住宅の所有者と保険会社の間に入って上手く調整を
行ってもらえる環境が整っています。
この類の会社に任せると、その後はスムーズに屋根修理が実施され、
利用者は完全に無料で一切の負担無しに屋根修理を行う事が出来ます。
■火災保険のメリット
重要なポイントは加入している火災保険に
風害や雪害が含まれているのかどうかです。
もしも、該当する項目が無く、将来を不安視するようであれば、
該当する補償内容を用意している保険会社に切り替えを行う事も
念頭に置いておきましょう。
火災保険には数々のメリットがあり、掛け金が非常に少ないことも
そのメリットの一つです。
それでいて、災害時には修理を保証してもらえることになるので、
1度のリフォームで十分に元を取ることも可能です。
修理に掛かる全ての費用が支払われることになるので、
台風が発生しやすいエリアにお住まいの方や、冬期間に沢山の積雪が
見込まれているエリアの場合では、加入しておくことは非常に大切になり、
住宅を長持ちさせるには欠かせない保険です。
■最後に
いかがでしょうか?
今回は災害で屋根が破損した場合の火災保険の適応について解説しました。
また火災保険は地震被害については該当していないので、
別の保険に加入しておく必要があります。
しかし地震保険に加入をすると高額な掛け金が必要になりますのでご注意下さい。
サークルフェローでは火災保険対応の工事も承っておりますので、
お困りの際は是非ご相談下さい。