錆びや変形した鉄骨階段の修理方法の選び方

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集合住宅や雑居ビルなどの建物の外側に階段を設置する場合には、
鉄骨階段を活用する方法があります。
この方法は比較的安価な費用で設置をすることができますし、
解放感があるというメリットがあります。
デメリットは錆びやすい鉄で作られていることで、
海水や雨水など晒されると錆びて腐食をしてしまいます。

長年にわたり使用し続けると、
階段の踏板部分が荷重によって湾曲してしまうこともあります。
湾曲したり錆びて腐食してしまった場合には、
事故を防ぐために適切な方法で修理を行う必要があります。

鉄骨階段が変形したり錆びによる腐食が認められる場合の修理方法には、
溶接による部分的な補強・再塗装・歪みの修復と補強材の取り付けの3種類が考えられます。
故障の程度や建物を使用し続ける年数によって、
低コストかつ最適な方法を選択する必要があります。

今回は鉄骨階段の修理方法の選び方について詳しく解説していきます。


■数年以内に建物を解体する予定がある場合

建物が全体的に劣化しており、
数年以内に建て替えや大規模な改修工事を予定しているケースがあります。
このような場合は、短期間かつ少ない費用で済む溶接補強がおすすめです。

腐食している部分を溶接することにより、当面の安全を確保することができます。
階段の踏板(段板)が凹んでしまっている場合でも、
歪みが少なければ腐食した部分を溶接補強をすれば問題ありません。
溶接補強をする方法は簡単で費用が少ないというメリットがありますが、
塗装をしなければ数年以内に腐食が進んでしまいます。

それでも数年程度で建物を取り壊す予定があれば、塗装をする必要はありません。
溶接補強をしても数年程度で腐食してしまうので、
長期的(10年間かそれ以上の期間)に建物を使用し続ける場合には不向きです。


■建物を長期間(10年以上)にわたり使用し続ける場合

建物を長期間(10年間以上)にわたり使用する予定があるのであれば、
腐食を防ぐために塗装を施す必要があります。
鉄骨のつなぎ目が錆びていたり階段の段板が凹んでしまっている場合は、
塗装を行う前に歪みを修復して補強材を取り付ける方法があります。
この修理方法を選択すると工事期間や費用面で負担が大きくなってしまいますが、
長期的に見ると低コストで済ませることできます。

修理工事の手順ですが、
まず最初にジャッキを使用して段板の凹みや歪みを直してまっすぐにします。
次に補強用の鉄骨(L字パーツ)を段板の裏側に取り付けて、
荷重に耐えられるように補強を行います。
階段の裏側にL字パーツを溶接して取り付ける方法が一般的です。

補強材を取り付けただけの状態だと数年程度で錆びて腐食してしまうため、
長持ちさせるために鉄骨塗装を行う必要があります。
建物を10年以内に解体する予定であれば、
補強材を取り付けた後に塗装をしないという選択肢も存在します。


■鉄骨階段を長持ちさせるためのメンテナンス方法とは

鉄は雨水などが原因で錆びると強度が弱くなってしまい、
人的な被害が及ぶ危険があります。
鉄は錆びやすいという弱点がありますが、
適切なメンテナンスを施すことで長持ちをさせることが可能です。

鉄骨階段のメンテナンス方法の基本は、
コーティング剤を貼り付けたり定期的に再塗装を施すことです。
段板の部分にポリマー性のコーティング剤を貼り付けておけば
雨水で錆びるのを防ぐことができますし、滑り止めにもなります。

5~6年おきぐらいに鉄骨塗装をすれば、雨水による腐食を防ぐことができます。
長期的に使用する場合には、数年おきに再塗装をするとメンテナンスや
修理に必要なトータルコストを低く抑えることができます。
風雨に晒されていたり海水が付着するような環境であれば、
こまめに再塗装を施すことが大切です。


■最後に

いかがでしょうか?
今回は鉄骨階段の修理方法の選び方について解説しました。

修理方法はケースバイケースです。
ご自宅の状況に合わせた修理方法を選ぶことが非常に重要です。
判断が難しい場合は専門家にアドバイスをもらうといいでしょう。

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